水門と船

ロックとは水門である。カムデン運河の水門のあるところがカムデンロックだ。 運河を進むボートはナローボートと呼ばれる細長い船。昔は物資を運んだが、 今は旅をする船あるいはレストランの船などになった。水門は船を操る人が一人で操作する。２つの水門の開閉によって電気がなくても水を調整できる。

カムデンロックはロンドンの北になる。ノーザン線のカムデンタウンで下車。 地下鉄の駅のある所は外壁が独特の赤茶色のタイルで識別できる。 多くはビルの一部が地下鉄駅の入口になっている。単独の入口は少ない。 高級住宅地ハムステッドはこの駅から３つ目となる。ここは多少がさつな地域。

地下鉄駅

若者の街

通りは若者であふれている。週末は渋谷のセンター街と同じ程度の混み具合。 骨董もあるが、大半は若者向けの衣服や靴、お洒落関連だ。骨董関係はエンジェル駅 近くのカムデンパッセージの方が充実している。運河でつながっている。 新しい店もどんどんオープンしており、原宿のような活気があるところだ。

カムデンはやはり古着とパンク系ファッションがメインだ。少し猥雑でちょいと危険な 雰囲気が漂う。ブーツの類はさすがロンドンのカムデン。強烈なデザインのものが ずらりと並ぶ。近くには大型スーバーもあり、こちらは老人や家族連れが大挙して 押しかけている。若者が歩く通りとは筋が異なるのでミックスしない不思議さ。

パンク系の街

ロックマーケット

運河の近くにあるカムデン・ロック・マーケット。雑貨ショッピング・モールだ。 隣に鉄道線路の高架があり、その向こうはステイプル・マーケットとなる。 ロックマーケットにはユーモアのあるインテリアグッズが多い。アジア系のブラケットや カーペットも種類が豊富だ。お香をの香りが漂い、おおいに東洋的である。

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