世界の散歩道    ロンドン 大英博物館   home


大英博物館正面
   大英博物館は広い。これを1時間で征服しよう。要は目的をあらかじめ決めておく。 興味のまま見ていたら、1週間でも終わらない。今回はこの部分のみ、来年はここ と決めておく。見たいものはネットで調べておく。ネットの力が活きる時だ。 大英博物館のホームページは、コレクション好きの英国だけに良く出来ている。
ロゼッタストーンは1799年にナポレオンの遠征軍により発見された。 ナイル河のロゼッタから持ち帰ったのはイギリス軍。解読したのはフランス人。 シャンポリオンが1822年に解き明かした。正面から入り左手前だから 展示場所は発見しやすい。大きなものではないが、やはり神秘的だ。   
ロゼッタストーン

エルギン・マーブルズ
   エルギン・マーブルズはギリシャのパルテノンの遺跡だ。ギリシャからの返還要求 がそのうち結実するかもしれないが、しばらくはここにある。正面入口から左手奥の ギリシャ・ローマコーナーのさらに奥となる。一段上がった舞台のような場所に空中 に浮かぶがごとく展示してある。元々の状態を想像するのは難しい。
2000年の暮れにオープンしたグレート・コート。欧州最大の吹き抜け空間でもある? ホールやレストランが下にあり、上は昔の大英図書館を再現したリーディング・ ルームとなる。天井からの淡い光が幻想的で、かつ現代風である。 外側は昔のままに保存し、中は大胆に変える。まだ英国の底力は残っている。   
グレート・コート

リーディングルーム
   かつて大英博物館の1部門であった図書室を再現したコーナー。 図書室自体は大英図書館としてセントパンクラスの西に移転した。 この図書室はマルクスなど歴史に残る人々が資料を探し、メモをとった場所だ。 きれい過ぎて、歴史そのものを感ずる要素は乏しく思える。
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